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映像講座活用学習法 | 映像講座製作者対談

映像講座制作者対談

大学受験に最適化された「大学受験映像講座」。
その制作現場には、制作者たちの熱い思いがみなぎっている。

【対談者】
ディレクター 笠井照彦…以下「K」出演講師 大島健史…以下「O」

大学受験映像講座はこうやって作られている!

映像講座がどうやって作られているのか教えていただけませんか?
Kまず最初に「コンセプト」を決めます。これが一番重要ですね。制作する授業が決まったら、出演していただく先生の授業を見学します。授業の内容はもちろんですが、その先生のキャラクターをつかんで、授業のポイントを見極めます。
映像というものは、基本的に情報の一方通行なので、どうしてもリアル授業より劣化する部分があります。そこをどう補っていくのかを考えないといけませんし、リアル授業とは違う、映像ならではの切り口でのアプローチも必要になります。それらをまとめて核となるコンセプトを決め、シナリオ作りに掛かっていきます。
具体的な作業を教えてください。
O「大学受験映像講座」では、スターボードという電子黒板を活用します。これはシナリオに沿った内容になるので、普段授業で使っている板書とは少し違った内容になります。その制作に当たっては、ディレクターの笠井さんにも協力していただきます。
K:プレゼンテーションのような、あまりにもキレイに完成したパワーポイントの資料のようになってしまうと"思考の過程"が見えづらくなりますので、生徒に考える余地を残したような内容にします。
O:そのためにも、ディレクターさんには授業の内容を理解して頂く必要があります。
笠井さんご自身も勉強されるのですか?
K:ええ、そのために今回、数1Aを勉強し直しましたよ。いや難しかった…(笑)
でも実際に自分も経験すると、わからない部分というか、つまずきどころがわかるので、シナリオ作成に役立ちますね。
O:教える側から見ても「そういうところでつまずくのか?」ということがよくわかります。
撮影はどのような感じで進むのですか?
O:事前にシナリオを渡されているのですが、撮影当日はリハーサル無しで、とりあえずしゃべってみる…ということろですかね。1回でOKをいただける場合もありますし、ディレクターから、ダメ出しが出ることもあります。
K:大体長すぎる場合にカットをかけますね。どの先生も、リアルの授業の時より説明が長くなるケースが多いです。
O:リアルの授業と違って、教室の雰囲気というか、生徒の表情で「ああ、わかってるな」というのが把握できないので、少し不安になってどうしても説明過多になってしまうんです。
Kそんな時は時間で指示します。例えば「この問題の説明はいま10分されましたが、8分でまとめられないですかね?」みたいな感じで。時間を切ると、先生方もまとめやすいようです。
それだけ時間は重要ですか?
K:客観的に映像を見ていると、時間のムダに気付きます。時間のムダはすべての生徒に影響を与えます。リアルの授業の場合は教室にいる生徒だけですが、例えば1000人の受講生がいれば、1分のムダが1000分のムダになってしまいます。
O:私たちも、いかに効率的に授業を進めていけるかということに気を遣いますね。
K:例えば他社で使用されている映像授業を見てみると、先生が黒板を消すシーンなんかも、そのまま流されているんですね。これは映像を見る生徒にとって、ムダ以外の何ものでもありません。
1本作るのに、どれくらいの撮影時間が掛かるのですか?
K:まぁ、だいたい4時間前後でしょうか。慣れていない先生の場合は、もっと長い時もあります。
O:それだけ撮っても、実際に使われるのは80分ですからね(笑)
K:その分、中身はギッシリ詰まっているんです!(笑)

徹底した編集で学習時間を無駄にしない

他社でも映像授業は活用されていますが、違いを教えてください。
K:よくある映像講義は「有名講師にお任せ」の無編集・撮りっぱなしの講義です。能開の映像講座のディレクターは全員、授業経験者。制作方針について出演講師とディレクターとの火花を散らすような真剣な議論の中から講義を紡ぎだしています。
O:リアルの授業というのは、良くも悪くも"生"ですから、もちろん授業の良い面も直に伝わりますが、ベストではない解答法や、万一間違いがあった場合でもそのまま生徒の耳に入ってしまいます。
K:先生方がされる授業の内容を、生徒たちが学ぶツールとして"最適化"するのが編集の仕事だと思っています。授業のどこを活かしどこを切るのか、何を残し何を捨てるのか、その判断が正確にできないと、ディレクターは務まりません。
O:教室での生徒たちとのやりとりには、適度な"ムダ"も必要です。ムダがないと息が詰まるし、ムダが多すぎると授業がだらける。私は映像講座に出るようになってから、必要以上のムダな部分に気付くようになりました。
K:リアルの授業と違って、生徒とのやりとりを必要としない映像講座では、徹底してムダを省き、凝縮された講義で「短時間で確実に成果を出す」これが魅力です。
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